”愛なんだ”ろう、これが。
V6が解散する。
私の人生のぶっとい支柱、V6が。
とうとう、グループとして最期の時を迎えようとしている。
ブログを記した今日は、2021年10月27日水曜日。
V6のベストアルバム『Very6 BEST』の発売日。
そして最後の『学校へ行こう!』の放送日。
もう残すは、11月1日の『V6groove』の配信ライブのみとなってしまった。
一人暮らしの私は、もてあます感情のままにブログを開設した。
正直、この一週間、"最後"と冠づけられるものが多すぎて、その言葉が私のなかで飽和した。
大好きで、心の底から尊敬して憧れる大人、V6。
この6人が”V6”として揃う日はもう来ないのか、と思うと、
そしてComingCenturyとして3人が紹介されることもないと思うと、
心の奥が痛んで切なくなるし、淋しい気持ちはどうしても拭えない。
最後を盛大に盛り上げてくれるメディアに、自分が置いていかれている気がする。
11月1日以降のぱったり止むであろうV6の風にあたって初めて、
V6の解散というものを実感して、改めて泣くんだと思う。
それでも私は、解散してほしくない、とは、決して言いたくない。
もちろん、V6という形が残るならそれ以上のことはない。
でも、彼らには、何かに縛られて不幸せには生きてほしくないのだ。
6人には、心から笑っていてほしいし、幸せでいてほしい。
人生は一度きり。
アイドルだろうと一般人だろうと、それはみな須く同じ。
だから、ジャニーズというホームを離れて挑戦したい剛くんの気持ちが尊重されたことを、私は嬉しいなと思っている。
尊重してくれる5人と出会えてよかったですね、剛くん。
私が応援するアイドルは、一緒に歩んできた仲間の旅立ちを、
新しい門出として祝ってくれるような素敵な人たちだった。
ますます好きになったし、そうして畳むことになったグループのことも、
最後まで前向きに航海を続けていっていることが、これ以上ないほど嬉しい。
先日のSONGSでの岡田くんが発した言葉。
「V6は進んでいる、という感覚がまだある」
収録した時点で、V6としての残り時間はさほどなかったであろうに、
そんな風に、新しさを前向きに探し続けられるものだろうか。
V6は自分たちがやってきたことにとらわれず、新たなものを求める。
こうして「最後」を、「タイムリミット」を目前にしてもなお。
それは誰にでもできることではない。
穏便に、恙なく、終わりを待つ、なんて選択肢は彼らにないのだろう。
26年も積み上げてきたものを更地に戻すなんて、誰しも怖い。
そうして普通なら頑固に凝り固まっていくのだけれど、V6は違う。
柔軟で、風が通るのだ。
その結果、作品として、V6という色が付く。
私たちはそういうV6が好きで、応援したい。
長い間アイドルとして私たちの前に立ち続けてくれたV6。
最後までアーティストとして作品を届け続けてくれたV6。
全国民のいいお兄ちゃんのように笑っていてくれたV6。
私たちの知り得ないところで、きっと色んなことがあったはず。
それでも、V6でいてくれたから、私は救われたし支えてもらえた。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう、V6。
グループとしての活動が終わっても、V6は私の中で生き続けるし、
きっと墓場に埋まるまで聴いてる。
これからの人生、健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、哀しみのときも、
富めるときも、貧しい時も、
もちろんいつもの日常も、
どんな時も、V6とともにあります。
V6のファンでいられたことが、誇りです。
あと5日。できる限りの応援と、愛を。